新型コロナウイルス対応ガイドライン/貸切バス連絡会

この度、日本バス協会と日本旅行業協会(JATA)、全国旅行業協会(ANTA)は「貸切バス連絡会」を構成し、「貸切バスにおける新型コロナウイルス対応ガイドライン」が作成されました。

今回はバスツアーなど旅行会社が運営に関わる貸切バスについて、バス会社と旅行会社が行なう役割を明記しています。

例えば、貸切バス運行の乗車時・降車時の対応では、バス会社は換気の留意や運転席回りの濃密接触の防止、利用者が接触する可能性のある部分の消毒などを実施。旅行会社は、出発前の利用者の体調チェックや手指消毒、降車時の順次の離席といった利用者への協力依頼、参加者の連絡情報の2週間保持などが行われ、さらに、ガイドラインには、バスの安全性を示すデータを付録として添付。現在、航空機や新幹線などの換気性能が公表されているが、大型観光バスについてもメーカー5社の現行モデルは、約5分~7分で換気が行なわれることを記載されました。

貸切バスの車内換気性能は、航空機や新幹線などと変わらないため、バスツアー参加の安心材のひとつの情報となれば幸いです。